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Channel: 辛抱しんちゃんのブログ13~俺は本物を掴む迄兎に角やるんだ
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揮発油☆消防法第2条第7項に定義される危険物に該当し、第4類引火性液体の第1石油類に分類される☆燃え易いのはガソリンその物では無く、ガソリンの蒸気です

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2013年
8月19日時点での
ガソリン看板価格は
リッター153.6円

ガソリン携行缶に発電機排気熱、内圧上昇か 福知山露店爆発

京都新聞 8月18日(日)8時59分配信
 京都府福知山市の露店爆発事故で、火元と見られるベビーカステラ店の近くにあった発電機から排出された熱風が、ガソリンの携行缶に当たり続けていたことが17日、目撃者への取材で分かった。
鳥越祭 ベビーカステラの屋台
2013年6月14日おサルが漕ぐなりミニベロ雑記「震災復興祈願の鳥越祭」
 市消防本部によると、携行缶は気化を防ぐ為高温を避けて保管しなければならない。
 事故当時の30度近い気温に加え、携行缶の不適切な管理で内圧が高まり、ガソリンが噴射した可能性がある。
 京都府警もこの情報を把握しており、今後、男性店主(38)から事情を聴く。
 露店の後ろにいた奈良県田原本町のアルバイトの女性(37)によると、発電機と携行缶は露店の後方数メートルにある堤防の階段上に置かれていた。
 発電機が作動し始めると熱風が携行缶に向かって出続け、周囲は見物客が近寄れない程高温になった。
 店主が携行缶の蓋を開けると、「ピシャー」という音を立てて勢いよくガソリンが噴射した、と言う。
 市消防本部は「ガソリンの入った携行缶が熱せられると、内圧が高まってガソリンの気化を促す。通常は発電機など熱源の付近には置かない」と指摘する。
 携行缶はガソリンの噴出を防ぐ為、蓋を開ける前に減圧用ネジを緩めて内圧を下げる必要がある。
 目撃情報等から、店主はこの操作を行っていなかった可能性もある。
 府警捜査1課は17日、実況見分の結果、ベビーカステラを焼いていた鉄板の火が、ガソリンを噴射している携行缶の方向に逆流する様に引火し、1回目の爆発が起きたと見ている事を明らかにした。
 同課の説明では、店主は、噴射したガソリンが見物客にかからない様にする為、携行缶の向きを鉄板の方向に変えていた。
 1回目の爆発後、火がテント伝いにガスボンベ付近に移ったが、これが2回目の爆発に繋がったかどうかは特定出来無いと言う。
 府警は今後、携行缶からガソリンが噴射した状況を確かめる為実証実験する方針。
 ガソリンgasoline)とは、石油製品の一つである。
沸点摂氏30度から220度の範囲にある
石油製品(及び中間製品)の総称である。
 この名称は、「gasガス」とアルコールやフェノール類の接尾辞であるol不飽和炭化水素の接尾辞であるineに由来する。
 米国ではガスと呼ばれる事が多く、燃料切れを意味するガス欠はこれに由来する。
 日本の法令等では揮発油きはつゆと呼ばれる場合がある。
 ガソリンは常温において無色透明の液体で、揮発性が高く臭気を放つ。
 主成分は炭素水素が結びついた、炭素数4 - 10の炭化水素の混合物で、密度は一般に783 kg/m3である。 硫黄窒化物等の不純物が含まれているが、製品にする際は脱硫等の工程により大部分が取り除かれる。
 引火点は-40℃以下で常温でも火を近づければ燃焼する。
 揮発したガソリンは空気より重い為、床面又は地面等低い所に沿って広がる。
 燃料としてガソリンエンジンや一部の携帯用コンロ等に使われ、燃料用のガソリンは灯油等と区別し易い様赤褐色又は青色に着色されている。
 
 ガソリンは気温がマイナス40度Cでも気化し、小さな火源でも爆発的に燃焼する物質です。
 又、ガソリンの蒸気は、空気より重い為、穴や窪み等に溜まり易く、離れた所にある思わぬ火源(ライター等の裸火、静電気、衝撃の火花等)によって引火する危険性がありますので、取扱いには十分な注意が必要です。
 ガソリンを入れる容器は、消防法令により、一定の強度を有しなければならないとされており、材質により容量が制限されています。
 特に、灯油用ポリ容器(容量20l)にガソリンを入れる事は非常に危険な為、禁止されています。
 
 以下、「行列のできるトラック相談所」よりの引用・・・
・・・【燃料の危険性の基準】
ジッポライター ガソリンや軽油を始めとした物質が燃え始めるに当たっては
引火点、燃焼点、発火点と言う基準となる3つのポイントがあって
似た様な石油燃料であっても、これ等の燃え易さ度が異なる
事から危険度に違いがある訳です。

【発火点とは】
 発火点とは、その物質が空気中で自然発火をし始める温度の事で
要するに物質の周りの空気が何度くらいになったら物質が燃え始めるのか
と言う事を表しています。

【引火点とは】
 その一方で引火点とは物質が揮発して空気と混ざって可燃性になる
最低温度の事で、要するに物質に火を近づけた時に周りの空気が
何度くらいだったら空気ごと燃えるのかと言う事を表しています。

 只、引火点ギリギリだった場合は一度は引火しても火は消えて
しまいます。
 これは連続して燃焼し続ける為には引火点よりももう少しだけ高い
燃焼点と言うポイント迄温度が高くなる事が必要な為です。

発火点と引火点の違い

【発火点と引火点】
アルコールランプ では、それぞれの石油燃料の引火点や発火点はどうなっているのかと
と言うと

名前ガソリン軽油灯油
引火点-40℃以下40℃以上40℃以上
発火点300℃250℃255℃

となっています。

【つまり】
 これはつまり、気温が250℃くらいの地球環境だったとするならば
軽油や灯油は火等を近づけなくても勝手に燃え始めると言う事で
その一方でガソリンは気温が-40℃と言う酷寒の地でも火を近づける
だけで炎が上がると言う事を表しています。

 この様な性質を持つ事に加えて、他の2つの油に比べて揮発性が
とても高い事等からガソリンは取り扱いに十分な注意が必要
されている訳でタバコを吸いながらガソリンを扱うなんて言うのは
言語道断で自殺行為
と言っても過言ではありません。

 逆に40℃を超える様な超猛暑日にライターを近づけても石油や
灯油には引火しないのでポリタンクに入れて玄関先でも保存する事が
可能です。
(※灯油も揮発性があり安全と言う訳ではありません)

【天ぷら油の場合】
 ちょっと勝手が違うのですが、引火点と燃焼点と発火点の関係
ついて分かり易く表現されているグラフがあったのでこちらにも
貼っておきます。
 この様に引火点<燃焼点<発火点と言う具合に必要な温度が
異なっているので、防災の際には物質の引火点を重視する事が
重要となって来ます。

天ぷら油の場合

ガソリンの取り扱いQA

【Q. 震災に備えてポリタンクでガソリンを保存しておきたい】
疑問 どんなに厳重に保存していても、ガソリンはほんの少しの隙間から
どんどん揮発して行くのでポリタンクで保存するのはとても危険です。
大火災に繋がる可能性があるので絶対に止めましょう。
 それと、ガソリンは2~3年もしたら腐って使えなくなってしまうので
余り保存向きと言う訳でも無いです。

【Q. 缶詰入りのガソリンが売られているけど?】
 良くネット等でも売られている缶詰入りの非常用ガソリンは普通の
物より耐食性が重視されていて「○年間は品質を保証」等と明記
されてはいますが、全くガソリンが劣化しないと言う訳では無いので
安全ではありますがやはり定期的な買い替えが必要です。

【Q. 軽油や灯油ならいいの?】
 軽油や灯油といった燃料は、上記の通りで火を近づけても
燃え上がったりする事はありません。
 但し、それも条件によるので出来れば避けた方が良いでしょう。

「熱い、熱い」泣き叫ぶ男児 現場ではトリアージも 福知山の花火会場

産経新聞 8月15日(木)23時46分配信
「熱い、熱い」泣き叫ぶ男児 現場ではトリアージも 福知山の花火会場
花火大会の会場となった由良川河川敷であった爆発事故の現場(奥)には、来場者の携帯がおかれていた=15日午後10時21分、京都府福知山市(山田哲司撮影)(写真:産経新聞)
 「熱い、熱い」。
 花火大会の会場に、子供の悲鳴が響いた。
 京都府福知山市の花火大会会場で15日起きた爆発事故。
 目撃者によると、火柱は6、7メートルの高さに迄上がり、多くの人が火傷を負った。
 花火大会を楽しみにしていた住民達は、「こんな事は初めて」と事故の惨状に目を疑った。
 現場近くで商店を営む男性(62)によると、爆発音が聞こえたのは花火大会が始まる直前の15日午後7時25分頃。
 「ボンと言う音と共に黒い煙が上がった」と話す。
 大会が始まる前触れの花火かと思い待っていたが、2度目に小さい音がした後、悲鳴が聞こえたのを聞いて、「何か大変な事が起こった」と直感した。
 商店前の道路は歩行者天国となり、当時は大変な人出だったが、爆発音から数分後には手足に火傷を負った人が集まり始め、駆けつけた救急隊員らが治療の優先順位をつけるトリアージを始めた。
トリアージ
対応人員や物資等の資源が通常時の規模では
対応しきれない様な非常事態に陥った場合において
最善の結果を得る為に、対象者の優先度を決定して選別を行う事。
語源は選別を意味するフランス語の「triageトリアージュ」である。
一般には災害医療において
負傷者等の患者が同時発生的に多数発生した場合に
医療体制・設備を考慮しつつ傷病者の重症度と緊急度によって分別し
治療や搬送先の順位を決定する事。
助かる見込みの無い患者或いは軽傷の患者よりも
処置を施す事で命を救える患者に対する処置を優先すると言うもので
日本では阪神・淡路大震災以後知られる様になった。
平時では最大限の労力を以て救命処置され
(その結果、救命し社会復帰す)る様な傷病者も
人材・資材が相対的に著しく不足する状況では
全く処置されない(結果的に死亡する)場合があると言う事が特徴である。
一般病院の救急外来での優先度決定も広義のトリアージであり
識別救急とも称する。
この他大規模地震で大量の避難者が出て避難所が大幅に不足する場合に
避難所の利用者に優先順位を付け
自宅を失った人、高齢者、障害者等を優先して受け入れる
「避難所トリアージ」といった概念もある。
 花火大会に訪れていた近くに住む会社員も午後7時半頃、「ボンッ」と言う爆発音を聞いた。
 直後に6、7メートルの火柱が上がり、数分後にもう一度、2、3メートルの炎が立ち上るのが見えたと言う。
 火傷の重い人はぐったりして動かない様子で、担架で救急車に乗せられ搬送されて行ったが、周辺に残された人も多く、近隣住民らが少しでも痛みを和らげようと、自宅から氷水を持ち出し、手当を行った。
 男性もポリ袋に氷水を入れ、5~6歳の男児の足を懸命に冷やしたが、男児は「熱い熱い」と泣き叫んでいた。
 男性は「長い間花火大会を見ているが、こういった事故は初めて。楽しみにしている人も多かっただろうに、こんな事になって残念だ」と声を落とした。
 
 ・・・露天商の人だって、別に火事起こそうとか火つけて大騒ぎしてやろうってんじゃ無く、本当に事故って悲劇を招いたんだから、もう何とも遣る瀬無い。
 死者も出て、内一人は未だ10歳児!
 親からしたらもうどうにも憤懣遣る瀬無いだろう…
 ガソリンと言うのは、上に述べた通り、本当に危険物。
 勿論取扱いも十分注意しないと、今回の様な大惨事を招いてしまう…
 京都府福知山市の花火大会での爆発事故で、ガソリンの携行缶が発電機の直ぐ傍に置かれていた為、熱風で急激に気化が進んで事故に繋がった可能性がある。
 露天商の男性が自家発電機に給油しようとした際、携行缶からガソリンが霧状に噴出し、屋台の鉄板の火に引火したのだろうと。
 発電機の熱風や高い気温がガソリンの気化を急激に進めた可能性がある。
 
 この様な惨劇は二度と起こして欲しくないです。
 人間は馬鹿じゃないんだし、これでガソリンが如何に危険な代物か分かっただろうから、今後、縁日の屋台も気をつけるだろうし、発電機や燃料缶に近づかなくなると思う。
 それで災害を未然に防げる。
 事件があるから祭り止めるだのベビーカステラ禁止にするのはお門違い。
 この事件を契機に、より安全に祭りが楽しめる様、知識を持ち挑む。
 それが現在火傷で苦しむ被害者達に対しての何よりのお見舞いに繋がるのだと辛抱しんちゃんは思います。
 
 最後に、被害に合われた人達の回復と、犠牲となった人達の冥福を祈ります…

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